トヨタC-HRのパンク修理跡に疑問を感じたのでパンク修理方法について調べてみた
自身通算6回目のタイヤパンクに見舞われました。
10年ぶりのパンクでしたが、やはりスペアタイヤの必要性を感じております。
たまたま見て気付きましたが、車庫へ写真を撮りに行かなければ気付かないまま通勤し、会社の駐車場でペシャンコという状態になっていたかもしれませんからね。
備え付けられているパンク補修キットは使ってしまうと大変なことになり、結局タイヤ交換するのと変わらない位の費用を請求される羽目となるためディーラーからは使わないように念を押されている代物です。
スペアタイヤのオプション選択すらできないメーカーが多い中、10,800円という価格で提供してくれるトヨタはやはり「お客様第一主義」なんでしょうね。
ディーラーにビスが刺さった状態を見てもらうと、やはり修理ギリギリのラインらしいです。
トレッド面の一番外側なんでね。
これより10mm外なら完全にアウトです。
とりあえず修理してみることになりました。
パンク修理が終わり、サービススタッフさんから「一応空気漏れは止まりましたが何とも言えない」と言われました。
1週間様子見て空気漏れしていなければ問題ないということ。
C-HRは走っていても気付きにくいので毎日空気圧をチェックすることになりそうです。
さて、サービススタッフさんとの話の中で、ビスが小さかったので補修材を入れるために穴を大きくしたと言われました。
せっかく小さい穴で済んでいるのに、なぜ故わざわざ大きな穴をあけるのか不思議でした。
パンクについて知識がないため、帰宅してから調べることにしました。
すると、4mmタイプとか5mmタイプとか色々ありますね。
これなら、穴を大きくする必要なんてないのでは??
エーモンさんからプラグ式のパンク修理キットが出ておりました。
エーモン工業 パンク修理キット 6631
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パンク修理では開いた穴にプラグを入れるのですが、キリ棒とガイドパイプを穴に差し込み、奥まで刺さったところでキリ棒だけ抜き取る。
プラグにラバーセメントを塗ってガイドパイプに入れ、ガイドパイプを抜き取るとプラグがタイヤの穴に入った状態になります。
こちらに詳しく書いてありますね。
要するに、余計に穴をあける必要はなく、ガイドパイプで穴を広げた状態にし、そこへプラグを差し込みガイドパイプを抜くことによってタイヤのゴムがプラグを締め付け加硫効果によってエア漏れが無くなるというもの。
ディーラーさんが行ったのはどうやら引掛け方式というもの。
掛け針状になった工具に補修材を引っ掛けて差し込み工具を抜き取る方法。
この方式だと穴を大きくする必要があるらしい。
パンク修理の際、穴は小さければ小さいほど良いのに何だか矛盾してますね。
まぁ、どんな方法でもエア漏れがなくなって普通に使えれば問題ないですよ。
しかし、補修跡を見て驚きました。
通常、補修材を掛け針に引っ掛けて挿入するので表に出るのは2本なのに、なぜか4本もあります。
どうして???
穴を大きくし過ぎたのか、それとも刺さった位置がショルダーだったから気を利かして最初から補修材2本使うつもりだったのか・・・
穴を大きくすると色々弊害が出てくるのですよ。
良く見ると、サイドウォールが微妙に膨らんでおります。
いわゆるピンチカット。
カーカスコードが切れて断裂部分に圧力がかかり膨らんでいる状態です。
でもビスが刺さっていたときサイドウォールは全く問題なし。
穴を大きくしたことによってワイヤーが切れてしまったのでしょう。
こうなってしまうと補修は無理。
最悪バーストの危険が・・・
パンク修理について無知であったため招いた結果だと思います。
場所的に厳しいのであれば費用が掛かっても最初から外面修理ではなく内面修理にするとか、そういった判断ができたかと思います。
最初にどのような方式でパンク修理を行うか聞くべきですね。
ディーラーが引掛け方式しかできないのであれば、スリーブ式で行うショップを探した方が良いと思います。
色々調べてそう思いました。
ディーラーさんでプライマシー3を注文すると1本3万円だそうです。
価格コムだと1.8万円ほど。
1.8万円にしてとは言わないのでもう少し頑張ってくれると有難いな。