トヨタC-HR エンジンオイルを交換しました 全合成油に生まれ変わったキャッスル0W-16は良いよ
前回、オイルの在庫がきちんと確認されていなかったためオイル交換を延期しました。
契約時にエンジンオイルボトルキープ20Lをサービスしていただいており、系列店ならどの店舗でも交換できると聞きました。
C-HR購入店以外で一番近い店舗に全合成油である最新のキャッスル0W-16の在庫を確認してみたところ、すでに切り替わっていると聞きましたので、そちらの店舗でオイル交換することにしました。
50プリウスも0W-16推奨となっているし、C-HRも然り。
C-HR購入店ではアクアを含め0W-16を勧めていないんだとか。
同じ系列であっても店舗によって随分方針等違うんですね。
0W-16の超サラサラオイルを入れて油膜不足によるエンジントラブルを避けるという意味合いなんでしょう。
納車時に入っているオイルが0W-16なので全く問題ないと思いますが・・・
前回、オイルをチェックした際にオイルの量が多めに感じたので、少なめ(LとFの中間)を指示。
何も言わないと、目一杯入れられてしまいます。
少なすぎるのもダメですが、多すぎても不具合が出てしまうのです。
オイルが多すぎるとクランクシャフトで撹拌し、ブローバイガスに交じってEGRで吸気系に戻され、エアクリーナーはオイル塗れ。
インテーク系が汚れれば燃調が崩れ、未燃焼ガス(ブローバイ)が増えてオイルが汚れます。
オイルの汚れ=燃焼室の汚れなので出力低下や燃費悪化の原因となります。
さて、ブランニューされたキャッスル0W-16のフィーリングですが、高音のメカニカルノイズが減少し、かなり静かになっています。
まるでボンネットやバルクヘッド辺りにデッドニングを施したかのよう。
サラサラオイルにありがちな低速域でのトルク不足も感じないですね。
これは低速域でモーターアシストするTHSならでは。
納車時に入っていたオイルもそれほど劣化していないので、スムーズさはちょっと良くなった程度ですが、全合成油に生まれ変わったキャッスル0W-16良いですね。
今回は6,074kmでオイル交換しました。
写真は自宅に戻ってから撮影したのでプラス10kmの6,084kmとなっております。
2番目に近いディーラーさんなので自宅から少し離れていますね。
C-HR購入店はおそらく全合成油に切り替わるのは当分先なので、次回のオイル交換もこちらの店舗でお願いすることになりそうです。
交換後10km走行時点のオイルの状態がこちらです。
案外、濃い色をしております。
それでも、交換前5,809km時点でのオイルの色合いに比べると薄いですね。
ボンネット裏にサービス情報が載っておりました。
エンジンオイル交換は1.5万kmまたは12か月毎、オイルフィルターは1.5万km毎に交換になっています。
年間走行距離12,000kmなので本当に1年に1回のオイル&エレメント交換で良いかもしれません。
サービススタッフさんは「新車時のオイルは汚れない」と言うけれど、果たして本当にそうなのか次回来年5月の1年点検時に汚れ具合を見て判断しましょう。
驚いたのが、最近の車は純正でもイリジウムプラグを使っていること。
点検不要で20万km毎の交換となっています。
冷却水もスーパーLLCなので16万kmまたは7年となっているし、ハイブリッド車は回生ブレーキのためブレーキパッドの交換もほぼ必要ありません。
そうそう、前回入庫したときに冷却水の漏れ等チェックしてもらいましたが問題ありませんでした。
今回、ボンネットを開けて確認したら、なんとFULLを超えておりました。
もちろん、走行後なので冷却水がリザーバータンクに流れ込むのは分かりますが、思いのほか多いなという印象。
外気温も8℃と低く、短い距離しか走っていないにもかかわらず案外水温は上昇しているのですね。
取扱説明書を見てみたら、C-HRの冷却水は5.4Lとなっておりました。
通常の車は7Lぐらいなので2割ほど少ないです。
ハイブリッド車は水温が上がり難いので冷却水を少なくしてあるのかもしれませんね。
こちらのディーラーではエンジンオイルボトルキープが20Lで12,960円なので、オイル交換1回あたり2,600円ほど。
量販店でモービルの0W-16に5,000円近く出すより、ディーラーで全合成油に刷新されたキャッスルに交換した方が断然お得ですよ。