トヨタC-HRに話題のシリコーン(KF-96)コーティングを施工してみた
1ヵ月ぐらい前でしょうか。
洗車について調べていたら、シリコンを使ったコーティングが目に留まりました。
どうやらユーチューブ等で話題になっているようです。
といっても、すでに施工されている方からすれば”今更”って感じですよね。
そういえば、3年ぐらい前に信越化学の製品を使ったコーティングの記事をどこかで読んだ記憶が蘇りました。
その時はスマートミスト等の簡易コーティングに満足していたので調べることもなかったのですが、”信越化学”というキーワードで思い出した次第です。
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シリコーン(KF-96)を使ったコーティングについては賛否両論があり、賛成派の方はマメに洗車する洗車好きさん、否定派の方はガラスコーティング推しの業者さんといった具合のようです。
色々な記事を読んで感じたメリット、デメリットを簡単に書き出してみます。
メリット
①艶が凄い
②施工が楽で安価
③洗車傷が目立たなくなる
デメリット
①耐久性がない
②油なので手がヌルヌルする
こんな感じでしょうか。
シリコーンは油なので艶々になるけれど、洗剤で簡単に除去できてしまうため耐久性がないのはご承知の通りです。
シリコーンでコーティングする場合、洗剤を使うのはご法度なので水洗車のみ。
耐久性がないためマメに洗車する必要があるけれど、水をかければ汚れはほとんど落ちてしまうらしい。
そしてシリコーンオイルは約2,000円/1kgであり、1回あたりの使用量はほんのちょっとだけ。
1缶で何年もつのやら・・・というレベルらしいです。
洗剤も使わないので安価で済み、そして洗車時間の短縮にもなります。
他に気になったのは、ユーチューブで「ガラスコーティング剤は無機だけれどシリコーンオイルは有機なのでウォータースポットが簡単に除去できる」と何方かが言われていたこと。
もし本当にそうなのであれば、シリコーンコーティング侮れないですよ。
スケールはコンパウンドを使って除去することになるので、ガラスコーティングを施工しているとなかなか使えないですよね。
でも、シリコーンオイルでコーティングしてあれば、洗剤を使って付着したスケールとともに簡単に除去。
これはぜひ試してみたいですね。
ということで、もうすぐオサラバとなるC-HRへ施工してみることにしました。
まずは、5か月洗車してなかったので洗剤を使って洗っていきました。
シャワーホースで汚れはある程度落ちたけれど、さすがにリア周りとサイドのドア下辺りの汚れは洗車クロスを使わないと除去できませんでした。
シリコーンコーティングは水に濡れた状態で施工してもOKということで、スマートミストと同じような感じでスプレーして拭き上げていくと・・・
あらら、水が弾いてしまってボディには水滴が大量に残ったまま。
推奨されているショップタオルというのを使わないといけないのかな???
ショップタオルって所詮は紙なので傷つきやすいと思って洗車クロスを使ったのですが・・・
水滴がなかなか取れずに悪戦苦闘。
とりあえず、洗車クロスを片手で絞りながらシリコーンオイルがボディ全体に行渡るよう拭き上げていきました。
ムラが凄いので新たな拭き取り用クロスを使って何度も乾拭きしたため、結局いつもと同じぐらいの時間がかかってしまいましたよ。
ようやく終わったと思って、手を洗っているときにふと思い出しました。
シリコーンコーティングって、塗った後に2~3時間放置しないといけないんだった・・・
洗車を急いでいたせいか、次の日まで放置しようとしていたことを度忘れしてしまいましたよ。
シリコーンオイルの塗り込みが想定していたよりも手間取り、プチパニック状態・・・
車の色がパールホワイトなので元々艶は期待していなかったけれど、全く艶感がありません(汗
お恥ずかしながら、第1回目のシリコーンコーティングは大失敗に終わりました。