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マイカーであるC-HRについて書いています

トヨタC-HR 初出勤以来のノーマルモードで感じたこと

普段は乗り易さの観点からスポーツモードのみで運用しています。

自宅から大通りに出るまでの間にスポーツモードへ切り替える訳ですが、たまたま切り替えるのを忘れてノーマルモードで15分走ってしまいました。

スポーツモードはアクセルレスポンスやパワステが変化するので気付きそうなものですが、最近は朝の冷え込みによってパワーオン後のエンジン稼働時間が長引き、点火時期遅角制御による出力抑制で気付きませんでした。

同じくパワステについても大通りに出てから15分は交差点の右左折がないので気付かずそのまま走行してしまいました。

最初の右折で違和感を感じ、次の左折でスポーツモードへの切り替え忘れに気付きました。

ノーマルモードだとパワステが軽すぎるため、スポーツモード時よりもステアリングの切り過ぎによって車体が内側に巻き込んでいきます。

慣れとは怖いものですね。

 

アクセルレスポンスは常にワンテンポ遅れる感覚があるけれど、アクセルを少し多めに踏み込めば割と普通に走れます。

モノは試しということで会社までノーマルモードで走ることにしました。

 

アクセル操作の反応が穏やかなので滑空の維持はスポーツモードに比べると容易いです。

今回、大きく違うと感じたのは減速です。

アクセルオフによる回生ブレーキの効きが全く違います。

ノーマルモード回生ブレーキが余りかからずにスーッと前に進んでいく感じです。

こうして乗り比べてみると違いがよく分かりますね。

 

ノーマルモードで通勤した際の燃費は外気温8℃で30.3km/Lでした。

ちなみに前日スポーツモードで通勤した際は外気温9℃で31.3km/L。

気温1℃低下で1km/Lダウンの法則からすると燃費は変わらないと言えますが、ノーマルモードで通勤した時の方が交通状況は良かったのです。

一応、乗り慣れているスポーツモードの方が良いという結果になりましたね。

 

基本、走行モードが変わっても出力に変化はないので、燃費に違いは出ないはずです。

スポーツモードの制御は加速時にモーターアシスト量を増やし、減速時の回生量を増やすというもの。

ハイブリッドで燃費が悪くなる主な原因はモーターによる加速と減速時の回生です。

よって、ノーマルモードと同じように運転していれば必然的に燃費は悪化します。

同じように運転するコツは、停止からの加速でモーター走行にならないように、さらには加速時におけるモーターアシスト量が増えないようエンジン稼働する程度にジワーっとアクセルを踏みます。

減速はアクセルオフせずに”滑空”で停車位置の調整。

これでノーマルモードと同じぐらいの燃費で走ることが出来ます。

 

ノーマルモード時の車の挙動(加速&減速)と同じにしようと思ったら微妙なアクセルワークが必要であり、それが出来なければスポーツモードでの燃費悪化は必至となります。

ノーマルモードとスポーツモードでの燃費乖離率が高ければ高いほど運転技術が無いということです。