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マイカーであるC-HRについて書いています

トヨタC-HR スポーツモードの利点

最近、こちらのブログのアクセス数が増えています。

toyota-c-hr.hatenablog.jp

 

といっても、このブログを書き始めたのが2週間前なので今はそうでもありませんが・・・

スポーツモードについては別記事の中でも色々書いてますが、折角なので個人的に思う利点を改めて書いてみようと思います。

 

個人的にはスポーツモードの方が乗りやすいので、納車当日及び初出勤の2日間以外はずっとスポーツモードで走っています。

しかし、C-HRはマルチインフォメーションディスプレイでしかスポーツモードへ変更できず、面倒ということで使っていない方も多いと思われます。

また、スポーツモードを使う意味があるのか?という否定的な意見をお持ちの方も居られるようです。

 

確かにホームページの説明文にはハイブリッドに相応しくない燃費を無視した走り方のような文面が並んでいるため、そのように思うのかもしれませんね。

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しかし、「スポーツモード=燃費が悪い」という方程式が必ずしも当てはまらないのは、私の燃費で証明できていると思います。

  

個人的に思う利点は3つあります。

①アクセルレスポンスの向上

回生ブレーキエンジンブレーキ)の増加

③EPS(パワステ)の操舵感

 

 まずは①アクセルレスポンスの向上について。

皆さんがスポーツモードを敬遠する一番の理由がこれかと思います。

アクセルの反応が良すぎて急加速してしまうというもの。

「急加速=燃費悪化」という図式は正しいので、間違いなく燃費は悪くなると思います。

しかし、「スポーツモード=急加速」というのは、乗り手により変わってしまう要素。

ノーマルモードと同じようにアクセルを踏めば、急加速になるのは当然です。

 

このように書くとノーマルモードの方が乗りやすいと感じますが、個人的に思うノーマルモードの欠点はアクセル操作に対して車が動くのにワンテンポ遅れること。

アクセル操作に対して即座に車が反応しないと、運転していてとても不快です。

 スポーツモードはアクセル操作に対してワンテンポ遅れず反応するのでコントロールしやすいです。

 

普段の通勤では多くのC-HRと並走したり、すれ違ったりしていますが、誰もスポーツモードで運転しているとは思っていないと思います。

要するに傍から見れば普通の運転であり、停車前は”滑空”なのでエコモードで走っているかのように思われているのではないでしょうか。

 

ハイブリッドの場合はスポーツモードだと積極的にモーターが介入する仕様になっています。

ガソリンエンジンの苦手な低速域をモーターが積極的にカバーするので、アクセルを踏み込んでいく必要がありません。

モーターの介入を上手く使ってアクセルをじんわり踏んでいくと、エコモードやノーマルモードのように運転することは容易にできます。

アクセルの反応が良く、踏込量も少なく済むため微調整がしやすいのです。

 

 次に②回生ブレーキエンジンブレーキ)の増加について。

※通勤路を走る際、私の運転でエンジンブレーキが掛かることは99.9%無いため、エンジンブレーキの違いについては未確認です。

 

40~50km/L程度の速度域においては、ノーマルモードとほとんど変わらないですが、60km/L超ではアクセルオフした際の減速感が強くなります。

高い速度域の場合、回生ブレーキは強く掛かった方が安全です。

ただし、減速=燃費悪化なので、状況に応じて滑空状態にアクセルコントロールする必要がでてきます。

慣れてくると”ブラインド滑空”は容易に出来ますので、いざというときのために回生ブレーキが強くかかるスポーツモードの方が乗りやすいと感じます。

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最後に③EPS(パワステ)の操舵感について。

ノーマル及びエコモードだとパワステがとても軽いです。

車庫入れ等ではその恩恵を受けれますが、普段の走行では氷の上を走っているようで路面状況が分かり辛く運転していて怖いです。

一方、スポーツモードだと適度に重くダイレクトな操舵感が良いですね。

 片手ではステアリングを操作し辛く、両手でちょうど良い感じになります。

必然的に両手でステアリングを持つことになり安全運転にも繋がりますね。

 

パワステが軽いが故にドアに肘をかけて運転したり、ステアリングの下側に手を添えて運転している方もいるようですが、危険だとは思わないのでしょうか。

運転していれば、急な飛び出し等何が起こるか分からないのですよ。

咄嗟に回避できるようには思えないので、そのような持ち方で運転している方には止めていただきたいです。

 

 以上、スポーツモードのメリット3点でした。

 

欠点を挙げるとすれば若干燃費が悪化すること。

これはモーターが積極的にアシストすることに起因しますが、個人的には5%の悪化で上記3点のメリットが得られるため満足度は非常に高いです。

 そうなるとスポーツモードの唯一の欠点は切替ですね。

特に物理スイッチがないC-HRにとっては、毎回操作しなければならないので非常に面倒です。

スポーツモードの保持をしないようにしてあるのは、ノーマルモードだと思って乗った際の急な飛び出しに対応するためなんだと思います。

だとしたらトヨタはスポーツモードの保持を絶対にやらない。

ならば、せめてワンクリックで切り替えれるようにしてほしいです。

カローラスポーツでは改善されましたが、如何せん場所が悪い。

スバル車のようにステアリングにスイッチがあると良いですね。

 

※その他

ガソリンターボ車の場合はモーターの介入がないため、アクセルレスポンスはハイブリッド程の変化がありません。

EPSもハイブリッド程重くなりませんね。

これについてはターボモデルがハイブリッドよりもフロント重量が若干軽いためかと思います。